結婚恋愛


「なんですか?行かないで、真面目に仕事をしてくださるとか?」

「それはない」


はっきり言う彬に、美世はがっくりと肩を落とす


「では、なんなんです?」


肩から落ちたショールを戻して、美世は気を取り直す


「美世ちゃんの方が、聞きたいことあるんじゃないかと思って」

「私、ですか・・・?」

「どうして新婚旅行に行く気になったのか、とか」


にっこり微笑む彬に、美世は反論できない


「確かに、気になりますが・・・」


< 223 / 706 >

この作品をシェア

pagetop