結婚恋愛


慌ただしく、美世は寝室を飛び出す


「わぁ・・・元気だなぁ」


聞くタイミングを失ってしまった


「社長、着替えてください!!」

「はーい」


とりあえず、今は言う通りにしておこう

彬はクローゼットから、真っ白なシャツを取り出した






会社の前で止まった車の中、美世は少しだけ濡れたままの髪を気にしながら、隣の彬を見る


「どうかした?」

「いえ・・・行きましょうか」


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