結婚恋愛


「・・・おやすみ」


チョコレートを食べるのは勘弁したい

美世の部屋から、彬は逃げるように出ていった


「・・・チョコレートくらい、食べればいいのに・・・」


呟いて、美世は部屋の明かりを消した


それから一週間、美世の朝はチョコレート

ダンボールの中のチョコレートたちは、彬に食べてもらうこともなく、知人たちに分け与えられた


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