結婚恋愛
「嘘を言ってどうするの?二年間なんて、あっという間ね」
「・・・麻生さん、元々秘書課じゃなかったんですよね?」
「えぇ・・・」
加藤たちが、興味津々に視線を向けている
「初めて会ったとき、どうでした?」
「初めて会ったとき?そうね・・・最低野郎、だと思ったわ」
持っていた手帳をデスクに置いて、美世は過去に思いを馳せた・・・
遡ること二年前
22歳で入社した美世は、初め営業部で仕事をしていた