結婚恋愛


高鳴る胸をおさえて、美世はとりあえずシーツを戻す


「社長、起きてください」


体を揺すってみるが、返事はなく寝息が聞こえるだけ

美世が電話を切ったあと、再び寝たのだろう

開かれた携帯を、虚しく手に掴んでいる


「水をぶっかけた方が早いわね・・・」


キッチンに向かい、コップに水道水をギリギリまで注ぐ


「そ~っと・・・・・・キャアッ!!!」

「うわっ!」


珍しく起きてきた彬と、寝室の入り口でぶつかってしまった美世


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