水たまり
少し歩くと『第3寮』と書かれている看板。



ここでわたしは暮らすんだ~。

それを考えただけでウキウキして来た~♪

庭にはちょっとしたガーデニングと噴水。白いベンチにまるでホテルのような寮。


どんだけお金持ち何だか…

「すごいね…わたし…こんな豪邸に暮らしていいのかな…?」


「何言ってるの~。っさ~、部屋に行ってみますか~♪」


ゆきちゃんとバイバイしてから自分の部屋を探す。


ってかここどんだけ豪華なんだ~!!?


まるで迷路みたい…。道に迷ったのかな…?今いる場所がわかんないよ~!


ゆきちゃーん!たすけてー!


…ここかな…?


ガチャ…


??!!

「こんちわ~。ってか部屋間違ってるよ。ここ俺の部屋だし。」


っな/////

そこには上半身裸の男の子が~!!

ってか部屋間違えるなんてわたしって本当の馬鹿?!


頭がパニック状態なんですけど??!!


「し、失礼しました////////」

早くこの部屋を出よう!!恥ずかしいよぉ~///



バンッ!!

「お前、この俺がただで返すと思ってんの?」

気づいたらわたしの背中は壁についていて、

なぜか男のてがわたしの顔の近くに!!??ってか近すぎて顔が見れないんですけど。



「あの~…どいてくれますか?」

冷静なフリをして出した一言だったが、声が震えていた…。


「なまいきだねぇ~。そんなこと言って、後悔するのはお前だよ?」


は~?!なにこのドS男はっ!!
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