REAL HOPE Ⅰ



「あ?」



言った瞬間自分自身後悔した…


目の前レツものすごく怒っているのが伝わってくるし



何より私にはレツしかいないのに、思ってもいない事を口にした自分が馬鹿に感じた。



傷付く前に、裏切られる前にと思ってとった私の行動は本当に馬鹿だったと思う



もはや家までどうやって帰ってきたかなんて分からない


私は制服のままベットに倒れこむと、クッションに水玉のシミを作っていた…


……………………



「別れたいだと?」



「…………うん」


目の前のレツは怒ってるってもんじゃない、もはやそれを通り越している


レツは短い溜め息を一つつくと


「そうか。」それだけを残して鉄製のドアの中へと戻って行った




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