REAL HOPE Ⅰ



レツが私の心を溶かしてくれるから…私は安心できる



今までの自分のワガママさが嫌になった。



「ジュン。」レツの色っぽい声と一緒に、私の唇を見つめたレツの顔が上から近付いてくる



コンコンッ



あと少しで唇と唇が触れる時、いきなり聞こえてきたノック音


私とレツがドアへと視線をうつすと…そこにはドアに寄っ掛かっているミサキ



「ちょっと!!何見てんの!!!」



「そういう事はドア閉めてやりましょうね、開いてたぞ」



「………」私とレツは呆然とすると、ミサキは部屋を出ていった。



どうやら思いきりレツがドアを開けた時、その反動で閉まらず跳ね返っていたらしい…


友達に見られるなんて恥ずかしすぎる



だいたいいつから見てたのよ!!!



「ミサキのバカー!!!」



広いレツ家には、私の叫び声が響いた






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