人の恋を笑うな
初期の離乳食に挑戦してみた


野菜スープや果汁、とにかくスプーンになれさせた


ところが坊ちゃま、スプーンをよこせと掴んでくる!


内心、さっさと次のを口に運べと言いたいのだろう…


かなりの俺様キャラである


社長Jr.誕生だ


なのに都合が悪くなるとフニャフニャ甘える…社長も結構こんなだった気がした


日曜日、三人で実家に帰り、驚いた!夏子が妊娠したのである


予定日はだいたい私が産んだ時と同じ時期…


このころすでに隼人さんはこちらに移り住んで増築した部屋で夏子と熱いラブな日々を過ごし、朝早く起きて電車通勤していた


『夏子ちゃん、おめでとう。よかったな』と社長が笑った


『ありがとう、お兄さん。来年はもっとにぎやかになるわよ。ね、翔太』


翔太は理解したかのように喜んでいる


『もう離乳食食べてるの?』とお母さんが聞いた

『食べてる。そろそろ感触あるものに変えてみようかなと思ってるの』


『この子よく食べそうだもんね。』と夏子が抱っこした


『いつまでもスプーン舐めてるわよ…おデブちゃんになったらどうしよう』


『俺が赤ちゃんの頃、かなりでかかったらしいよ』


『だったら小学生くらいにはすっきりした身体になってるわよ』とお母さんは言う


お父さんもおばあちゃんも、このくらい元気なら心配いらないと笑った


坊ちゃまもそれを見て、ニマニマ笑っている…


さて、お盆になり、お墓に参りマンションにお義母さんを連れてきた。社長はずっと仕事だったが、私と翔太はのんびり家で過ごした


お盆が終わり、休暇がやってきて私達はハワイへと向かった


始めての飛行機に翔太は興奮気味だったが、泣かないで大人しくしてくれた


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