人の恋を笑うな
『それは…多分こうやって怒られると思ったから…茂徳、真面目だからこんな仕事反対するのはわかってたし』


『当たり前だよ。続けていける自信あるのか?』


『あるというか…続けていかなきゃダメでしょ』


茂徳はため息をついて、置いてあったアイスコーヒーをズズズ〜!っとすすった


『頑固だな、乙女は。でも…多分まだ隠し事してる。絶対してる!』


と私を指さした。途端に私は顔が熱くなり耳まで真っ赤になった


水をかければすぐ蒸気になりそうなほど、身体も熱い!そして緊張して震えていた


『とんでもない隠し事してんだろ?』


と茂徳は迫る


社長への思いのために会社にいるなんて知れたら…私あのマンション追い出されるかもしれない!

あと半年でいいから隠し通さなきゃ!私の使命である


『こんなことなら、お前この部屋に住まわせればよかったかな…でもお前、寄生しそうだしさ。甘えるだろ?すぐ人の行為に』


確かに…要にも甘えてますわ…図々しく


『何隠してるか知らないけど、人の道に外れた事はするなよな?わかってるか?』


『勿論だよ』と私は真っ直ぐ茂徳を見つめた


今回はこれで許してもらった…ただし、誰がみるかわからないし、名前は偽名にしろ、そう言われた
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