人の恋を笑うな
クリスマスが近づき、街はなんとなくカップルが目につく


夏子もクリスマスは隼人さんと東京で過ごすそうだ。かなり進展してる二人である


茂徳とねねさんは、ねねさんが仕事のため26日にデートするらしい


そんな茂徳も最近、ねねさんとの結婚を意識してるらしい。でもねねさんは、自分に子供できない事をとても気にしてるらしい


そのことで時々喧嘩になるとも言ってた


『ねねに子供できなくても俺は気にしない。そのことや、年齢の事で親に反対されても結婚するよ』


『でも女は気にするわよ。わかってあげて』


『ねね自身、子供が欲しいのかもしれないな…俺はあまりそんな気持ちわからないから』


『負い目でもあるのよ。離婚の時のね』


茂徳は電話の向こうで、泣いてるように感じた


『茂徳、ねねさんとの事そんなに焦らないで。彼女戸惑ってるのよ。来年くらいに茂徳のご両親に紹介してみるのはどう?』


『来年か…そうだな。考えてみるよ。正月に実家帰ったらそれとなくいってみるよ、親父達に』


『最近は年の差なんて関係ないものね。頑張れ!』


『ありがとう』


茂徳は少し明るい声で言った


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