第17章

悲しい温度

美雨side





光が出て行ってしまった…




もう、涙で前が見えない…




光にあんな悲しい目をさせたのも……





光にあんな悲しいキスをさせたのも……





私だ……。





予感はあったはずなのに…




舞さんが何か仕掛けてくる事は分かっていたはずなのに……






光の突然の行動に


私は震えてしまった…。





大好きな光が


一瞬


怖かった……













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