後悔

光side



あれからしばらく、美雨に会っていない…


謝りたいのに…






(カラン カラン〜)


「ちょっとー!!どうなってんのー!?」




由美さんがものすごい勢いで店に入ってきた。




『ビクッ!? なんか怒ってます?』


「お前が犯人かー!?」


『えっ?えっ?』


「美雨になにしたー!」


『……。』


「何度、携帯鳴らしても出ないし!!
やっと出たと思ったら、めちゃくちゃ暗いし!!」


『……。』


「言え!!」


『…由美さんは、美雨の実家とか知ってる?

なんで俺は知らないの? 
なんで美雨は教えてくんないんだよ……
遠い所ってどこだよ……』




「そのまんまだよ…」


『えっ?』


「遠い所か……」


『??』


「……いないのよ。」


『どういう…こと?』


「ご両親は、美雨が幼い頃…事故で亡くなったの」


『…そんな……』










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