第4章

共通点

憲二 由美 side





「おっ!」


憲二は軽く手を上げた。


『ゴメンー!!
仕事長引いちゃって!
マスター!ビール!』


「オマエ…
だんだんオッサン化してないかー?」


『アハハ、まぁまぁ!』


「なぁ、
最近、美雨に会った?」


『ん?会ったよー』


「変わった事なかった?

なにか聞いてない?」


『ちょっと、何?
憲二は超能力でもあるの?
なにかあったどころか
大事件があったわよ!』


「何?!何?!」


『ダーメ!!!

いくら憲二でも
女同士の話は秘密!』


「うわっ…そう来たか!

じゃぁ、俺の話聞けよ。

もしかすると…

スゴイぞ!コレは…。」




俺は先日、光から聞いた事を由美に話しだした


すると、黙って聞いていた由美が信じられないとばかりに驚きの表情に変わっていった







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