second〜切ない恋の物語〜
「ねぇ、前の話覚えてる?」

恭子ちゃんが話かけてきた。

「何だった?」

「コンパだよ!」

「あ〜ぁ、コンパね。」

「行くでしょ?」

「行く事前提になってるじゃん。」

「そうなんだよ。ふふふっ。」

日にちは、今度の日曜日らしい。

恭子ちゃんが通っている専門学校の友人らしく、

なかなかのイケメンだと言った。



いい機会かもしれない。

コンパへ行って、野上さんを忘れられるかもしれない。

いや、

忘れたい。。


私は二つ返事でOKした。
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