先生…ごめん、愛してる。【完】
  


「なんだコレ……」


 ビデオテープを見つけ城は、デッキに入れる。


「【いっやぁぁぁっ!!】」


「【大人しくしてろよ。】」


「【イイ声聞かせてね~】」


「【イヤッ、いやぁぁぁっ!!】」


 ビデオテープの中身は、あのビデオテープのモノとはまるで違った。

 男たちに押さえつけられて犯される羚音が映っていた。


「ただいま。あら、城…来てたの?」


 綾は、後ろから声をかけた。


「…綾……羚音に“何した”?」


「どうしたの? 怖い声出して。」


  
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