先生…ごめん、愛してる。【完】
「あの…遠慮します。」
「まぁ、そう言わずにさ。」
「イヤッ、ヤメて」
腕を引かれて生徒会室に入れられた。
「そんなに嫌がら無くてもいいだろう。可愛い女の子とは、お近づきになりたいからさ。」
教室とは、思えない綺麗な生徒会室だった。
「羚音ちゃん、仲良くしようよ。」
「(なんなの、この人!)」
羚音は、ドアに近く。
「きゃっ!!」
「逃がさないよ。」
聖は、言って羚音をソファーに無理矢理座らせた。
「なんなんですか、さっきから!」