先生…ごめん、愛してる。【完】
  

 羚音は、怒鳴った。


「羚音ちゃん。君は、可愛い。…俺だけのモノにならないかい?」


 聖は、羚音に怖いくらい優しく言った。


「何言ってるんですか。逢ったばっかりなのに。先輩、また…。」


 羚音は、なんとか切り抜けようとした。


「逃がさない…って言っただろう?」


「イヤッ!!」


「…威勢がいい娘は、好きだよ。」


 聖は、言ってソファーに座る。


「イヤッ、寄らないで。」


「シー、静かに。」


 聖は、言って制服のスカートに手を入れた。


「イヤッ……」


  
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