先生…ごめん、愛してる。【完】
  

 一人の男子が禁を侵した。


「どう言う事だ?」


「葉守見と連れ立って歩いてたよな?お前たちやっちゃった?」


 男子は、笑って言う。


「冗談は、やめて!そんな事しないわよ!!」


「ムキになって(笑)。やったんだろう?」


 男子は、笑って言った。


「やってないわっ!!」


「木田…お前だったな、“葉守見が外を歩いて行った”と言ったな…。話しを聞かせてくれ。」


 城は、まいを見つめて言った。


「……解りました。」


 仕方なくまいは、承諾した。


  
< 68 / 231 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop