先生…ごめん、愛してる。【完】
  

「さぁ…て、どう攻めるかな。」


 蒼は、父が乗り出す前に処理しようとして焦っていたが“多額の寄附”と言う落とし穴が……。
 蒼は、頭を抱える。



「羚音…また、明日。」


 聖は、必ず16時半には、羚音を解放する。


「また…明日。」


 羚音は、生徒会室を出る。


 ♪~♪~♪~~

 メールが届いた。


― 羚音へ

 日下部と付き合ってるのか?
 お前にアイツは、合わない。

 今夜…教室で待ってるから……来てくれ。


           城 ―


  
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