shyボーイ

ベンチにすわった。
幸いあたしたちの他に公園には誰もいない。


「それはあたしの台詞だよ。金城君モテるし。今でもあたしとつきあっていいのかなってたまに思うんだ。」


本心。
コクってくれたのは金城君だけど、
明らかにあれはあたしが仕向けたし…不安だった。


なんか、最近金城君に対する好きって気持ちが大きくなりすぎてるみたい。








金城君はあたしのこと好きっていってくれる。

すごくうれしい。

今まで
つきあったことも、
それどころか恋愛もろくにしてないあたしにとって
金城君はすごい大人に感じる。


だから不安なんだ。

はじめてが多すぎて。
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