未知―僕達の進むべき道―
「あ!真君ここに居たんだっ!」
「あぁ、ごめんごめん。」
気づいたら昼休みになっていた。
授業またサボちゃったな…
単位大丈夫か…??
「んで、どうした??」
絢が何もなしに俺を探すわけがないとわかってた。
・・・学校では誰とも関わろうとしないから。
「あ、今日望がお弁当作ってきてくれたみたいだから隣の棟の屋上で皆で食べようって呼んでたから……」
先に行ってるね。と言ってすぐに走って行ってしまった。
俺は重たい体を起こしながら気だるそうに歩く。
別に行かなくてもいいんだけど、行かなかったら家に帰ってから望が五月蝿そうだった。
俺が廊下を歩くと、大半の先輩は嫌そうな目で見てくる。
1年の癖に調子乗ってるって思われてるんだろう。
同学年の奴は好奇の目や、憧れの眼差しで見てくる。
―――興味が無い。
注目されて嬉しいなんて思わない。
むしろ嫌気が差す。
その場から早く退きたくて早歩きで隣の棟に向かった。