SEASONS
大野くんって、こんな感じだったんだ。

実行委員になるまであまり話したことなかったし、あたしの中では頭のいい優等生ってイメージだったから。



あたしのこと、いつから好きでいてくれたんだろう……。





駅前に着いて、とりあえず駅ビルに入った。


「先にメシ食う?」

「そうだね。今ならまだ混んでないかも」


お昼よりもちょっと早い時間だったから、ちょうど良かったかもしれない。


ランチメニューがおいしそうだったパスタ屋さんに入って、今までしたことのない話とか、昨日の学園祭の話とかした。
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