いつわり彼氏は最強ヤンキー[完]
「だって玲人…!!やっぱり納得いかないんだもん!!何で私よりあの子なの!?」

「勘違いすんなよ。誰がお前なんか選ぶかよ」


キッパリと言い放つ久世玲人の言葉に、サエコは泣きそうな顔になっている。


そ、そこまで言わなくても…。ちょっと可哀想になってきた…。


同情の視線を送りつつ、2人の動向を見守っていると、サエコは再び私を睨んできた。



「でも、やっぱり納得できない!!だって、全然付き合ってるように見えない!!仲良さそうに見えない!!」


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