チロルチョコ
~半年前~

スポーツ万能でカッコイイ流君は

学校の人気者で私なんかとは

関係のない人だと思ってた。

はじめは全然興味なかったし、

彼氏もいらないと思っていた。

でも、ある日私が図書室にいると・・・。

本の山を倒してしまって

「やっちゃったよ・・・。」

「早く片付けてよ」

って声がどこからか聞こえてきて、

頑張って拾おうとすると、

顔が真っ赤になって、

少し涙を零しそうになった時に

「大丈夫?」

それが流君との出会いだった。



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