べいびー☆ぱにっく



◆◇◆◇◆◇





「よかったよぉ…」


そう言って、涙を堪えながら美夢を抱きしめたひかる


涙堪えてるって言っても、ひかるは完全に涙目


特徴ある大きい目には沢山の涙が溜まっていた


「……」

「ありがと。美夢ちゃん守ってくれて」



「…あぁ」





「だぁぁ!もう待ち合わせの時間だよぉ!」

さっきまでの涙目はどこへやら、コロっと表情を変えた



「ゆき!
父さん、母さんって呼びなよ!
2人とも喜ぶよ♪」



「だな。」



なんか不思議


コイツといると、俺は笑顔になれる




自然に笑ってる


自然に…コイツらが大切だって思えた






< 134 / 152 >

この作品をシェア

pagetop