べいびー☆ぱにっく
「はぁあ゛?」
「…怖っ」
アタシが不良さんを睨んでいるとお母さんが間に入ってきた
「まぁまぁ。ひかるー
今日からゆき君家族だよ。仲良くしなさいな♪」
「ッッ!!まずそこを説明してもらいましょーか!?新しい家族が来るのは知っていましたが!
同い年…しかも学校、クラスまで一緒だなんて聞いてない!!」
「「だって言ってないもん。」」
……っ!!
お母さんの綺麗な声と低い声が被って聞こえてきた
「…おとーさん?」
振り返ると、意地悪な表情をしたお父さんがリビングの入口に立っている
「言ってないんだから、聞いてなくて当たり前だろ?」
「…そーゆう意味じゃなくて。」
「代々お母さんは何度も電話をするように言ってたんだろ?」
「…う゛!」
「じゃあ、ひかるにお母さんを責める理由はないよなぁ?」
「………」
口喧嘩じゃ、お父さんには勝てません…
でも、こっちにだって言い分くらいある
「だったらもっと早く教えてよ。」
「…うぅ゛!」