先生、男と女になれません。 -オトナの恋事情ー
明らかにミスマッチ、だから今のように少子化非婚化の時代になったというワケかと一人溜息を吐いていると大盛り上がりの2人は更に会話を弾ませ


「あの智花はマジビッチだと思う」
「そうっすよねー! お姉さん」
「あんたさぁ、実家は何してんの? 」
「港区で総合病院を経営してます」


なんてまるで逆ナンのような展開になる始末。


しかし人は見た目によらないものだ、あんなにスマートでカッコいい一番人気君の実家は開業医でヲタク丸出しの彼の実家が総合病院経営なんて……。


もしこの事実を智花ちゃんが知ったら、どう動くだろうか。


「ところでさあ、富士宮 夜貴子シリーズって読んだ事ある? 」
「ありますよ~! あれ、厨房の時メチャクチャ流行ってましたし」
「どう? 実際のとこは」
「最初の3巻まではもう作者ネ申扱いでしたけど、4からちょっとつまんなくなってー」


僕のデビュー作はシリーズ化されていた、だけど彼の言う通りに4巻から急にネタが出なくなり……5巻でフェードアウト。

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