アイノウタ。
わたしは一人でうずくまっていると
急に頭上から声がした。
「藤野!?どうかした!?」
そこにいたのは三木くんだった。
三木くんは息をきらしている。
ここまでずっと走ってるんだよね。
しかも早い…。
「藤野??大丈夫??立てる??」
「あ…大丈夫。三木くん、早く行かなきゃ遅れちゃうよ??」
わたしは笑顔で言った。
だってわたしのせいで三木くんが
遅くなっちゃったりしたらイヤだもん。
今男子の中できっと三木くんが
1番なんだもんね。