貴方からくれたもの
―キーンコーンカーンコーン―

チャイムが鳴った。

私は、動くのがめんどくさくなり、教室に戻るのをやめた。

拓馬「お前さぁ~教室もどらなくてええのか?」

美希「え?めんどくさいからいいや」

拓馬「ふ~ん 心配して損した気分。」

美希「は…はぁ!?なんであんたに心配されないといけないの?!」

拓馬「嘘嘘♪でも、美希…真面目だから行かなくていいのかなっと♪」

美希「え?真面目じゃないし。」

拓馬「いやぁ~。真面目でしょ(笑)」

美希「真面目じゃないし…」

拓馬「俺の勘違いか♪なぁ~何でそんなに遠くにいるの…(汗)」

美希「ぇ…いや…誰か来て勘違いされるの嫌だし。」

拓馬「いいやん。別に。」

美希「はっ?!」

拓馬「嘘やって。(笑)」

美希「し…知ってるよっ!」

拓馬「もしかして…一緒にいたかった?(笑)」
美希「な…何言ってるの?!」

拓馬「あっ彼氏いたけ♪じゃあダメだね(笑)」

美希「彼氏?んなのいないよ。1時間前に終わりました。」

拓馬「はっ?!」

美希「なによ。いけないの?」

拓馬「いや…別に何もない。」

美希「はっ?!なによ…キモイなぁ…」

拓馬「気にするな。」

美希「いや、気にしてません。」

拓馬「うっはぁー。こんなに冷たいとおもわかなったよ。」

美希「う…うっさいわ!」

拓馬「だから、彼氏に嫌われるんちゃうか?(笑)」

美希「だろーね。」

美希「はぁ、ここ好きだったのに、あんたと会って嫌になったかも。」

拓馬「うそだっ♪そんな事で来なくなるわけないやん。(笑)」

美希「…」

拓馬「んまぁ、いっか♪俺には関係ないし(笑)」

美希「ねぇ…名前って拓馬だっけ?」

拓馬「おう、そうだけど?」

美希「いや…あってるかしりたかっただけ。」

拓馬「ふーん。でも、良く覚えてたね♪美希♪(笑)」

美希「?!」

拓馬「どーしたの?美希ィ♪」

美希「な…なんであたしの名前知ってるの?!」

拓馬「うっはぁ~1年の頃同じクラスだったやんっ!」
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