貴方からくれたもの

告白

白いワゴン車が見えた…


女の子が無理矢理車の中へ入られている…


美希…!?


拓馬「やめろーっ!!!!!!!」


俺は猛ダッシュで白いワゴン車へ向かった。

美希「た…助けてぇ!!!!!」

やっぱり美希だ。

拓馬「美希っ!」

男が俺のところに…

男「邪魔するなーっ!」

―バコッ!―


頬を殴られた。

痛っ…

俺は殴り返そうとした。

美希「キャアアアア!誰か助けてぇ!」

美希が叫んだ。

男達はびっくりして車に戻り逃げた。

美希は俺のところに来た。

美希「た…拓馬…?」

拓馬「美…希?大丈夫か…?」

美希「あたしは大丈夫だよ?でも…拓馬が…」


大丈夫だった…良かった…


美希がハンカチを出し殴られたところを抑えた。

美希「安全なところにいこっか…歩ける?」

拓馬「おう…」

公園のベンチに座った。

美希はハンカチを濡らしに行った。



< 67 / 173 >

この作品をシェア

pagetop