私こそ光る☆君 ~番外編~
「もしかしてセイくん、お粥食べたことないの!?☆」


由依が驚いた様子で尋ねると彼は首を縦に振った。



実は清龍、この時までお粥を知らなかったのだ。



その後に食べてみるように勧めたら、素直に口に運んでくれて、おいしいとも言ってくれてたけど……。


初めて食べたお粥が私の作ったやつで、それでお粥を好きになってくれたって、なんか嬉しい。



『清龍、あっちにまだお粥残ってるけど、食べる?』


そう尋ねるとまたもやコクンと頷いた。


『じゃあ冷めちゃってると思うから、今から温めなおすね。

由依もそのフルーツ良かったら剥くけど、食べる?』


「うんっ☆」


一方的に紫水にやられっぱなしの遥をおいて、仲良く部屋を後にした3人だった。



おしまい☆


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