EMERALD
「じゃあ、一時間したら起こすわね?」
「はい・・・」
カーテンが閉められ、世羅はボタンを1つ外して横になった
ひんやりとしたシーツが、気持ちいい
「・・・・・・・・・・・・・・・」
重くなる瞼に、世羅は静かに夢の中へと落ちていった
どのくらい眠っていたのか
目が覚めて、世羅はゆっくり体を起こす
「あら、大丈夫?まだ時間あるけど・・・」
「大丈夫、です。今は、まだ授業中ですね・・・」