EMERALD
授業をサボる羽目になり、世羅はジャンと図書館に来た
生徒は居らず、来館者は殆んどいない
「保健室に用事があったんじゃ・・・」
「エドが手を切っただけです。問題ありません」
ジャンの中での重要な基準で、エドは上位ではないらしい
「Ms.セーラ、貴女から見て、殿下はどうですか?」
「どう、と言うと・・・」
話の流れがつかめない
世羅が不思議そうにしていると、ジャンは言葉を探しながら話し出す