EMERALD
本屋の中で、美優は目的のものを探している
世羅は別のコーナーで、パラパラと適当な本をめくっていく
「あ、安達さん。頼まれたものはあった?」
「・・・・・・あったにはあったが・・・」
渋い顔をしている美優に、世羅は首を傾げる
「・・・私では買いにくい類いの雑誌だった・・・」
「・・・・・・そうなの?なら、私が買ってこようか?」
「やめておけ。帰ったら、兄貴に買いに行かせる」
世羅の肩を掴んで、美優は首を振る