EMERALD
沈黙を破ったのは、エドだった
ジャンとエマの視線が、エドに集中する
《それは・・・、出来ない》
《なんでだよ?!セーラ嬢が言えば、レオ、無理しなくなるかもだろ?違うか?》
レオナードを心配しているからこそ、エドは必死に訴えている
《別れを告げたんだ。今更会って、どうする?お二方は、どうにもなれない。結ばれることもないのに、ミス・セーラを利用するのか、お前は?》
ジャンの反論に、エドは黙ってしまう