EMERALD
《私も、ジャンの意見に賛成よ。彼女を苦しめることになる。そんな酷なこと、同じ女として、したくないわ》
エマがジャンから視線を逸らす
彼の提案自体は、否定したくはなかったのだが
《・・・・・・じゃあ、どうすんだよ?今のレオの状態、セーラ嬢のことも関係、あるんじゃないか?ホントに、過労だけか?》
《それは・・・》
2人とも、レオナードのことを心配している
だからこそ、最も望ましい選択をしなくてはいけない