ひと夏の経験






次の日、あんなものをみてしまうなんて思いもしなかった。



「行ってきまーす」




一輝がなかなか起きなくて遅刻。
家を急いで飛び出した。




「昨日寝不足なの?」




走りながら話す。




「いや!ちゃんと寝た」




「じゃなんで寝坊なんか…―!」




とりあえず学校まで走った。







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