Black★Joker【完結】
「病院?何で?」
「公園で倒れてて救急車で運ばれたって……あたしもまだ詳しくは分かんなくて……」
「分かった。で、どこの病院?」
美空の様子からただ事ではないという様子が伝わってくる。
「駅の近くの大学病院みたい……。あたし今から病院に向かうから」
「俺も今から向かうわ。じゃあな」
俺は電話を切ると、すぐさま単車にまたがった。
ヘルメットを掴む手がブルブルと怒りで震える。
全身の血が頭に逆流しているようだ。
「……クソっ!!」
俺はペダルを力任せに蹴って、メソ男の運ばれたという病院に向かった。