噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛
「それは……」


晴弥が顔を上げたとき、社長は腕組みをして、小さくため息をついた。


「だから。私からひとつ提案だ。

晴弥は、お母さんが元気になるまで自分の生まれ育った国をメインに活動するコト。

その後……必ず日本に戻って来ると、約束するコト。

小春ちゃんとの交際は認められないが、たまに会うぐらいは、いいだろう」


うん……。


やっぱり、晴弥は遠いひと。


たくさんのひとが晴弥の復帰を楽しみにしていて


それを私なんかのために……


全てムダにするのは、私だってイヤだよぉ。



< 316 / 335 >

この作品をシェア

pagetop