Not Forgiven?

☆Episode 7




普段は使われない学習室。


不自然に置かれた大きな姿見に映る自分の姿───…。



「や、やっぱ…無理かも……」

「今さら何言ってんの!
弱気になってちゃダメ!!
千夏らしくもない」

「でも~……」



───…純白のウエディングドレスは、小さい頃からの憧れだった。


花嫁さんみたいな綺麗なドレス着てみたいなぁ、って。


ただ単純に、ただ純粋に、そう思ってた。



「いざ、こうなると………」

「すごく似合ってるよ?
本物の花嫁さんみたい」



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