Not Forgiven?
「リュー…じゃなくて夏川くん、入ってきていいよ~」
廊下に向かって慶ちゃんが手招きをする。
“くん”という言葉に、多くの女子が反応した。
教室のドアからリュークの顔が見えた。
「「「「「キャァァアァァ!!!!!!!!!!」」」」」
「ハーフ!?」
「クォーターかな!?」
「青い瞳…!」
「脚長~い!!」
「背高い…!」
「てか細っ!!」
「スタイル抜群じゃん!!」
「端整な顔立ち~………」
…あちらこちらから、リュークを見た感想が聞こえる。