イジワル王子に恋して
仕方なく部屋に戻ったけど。


もう
逢いたい…。


付き合って

キスして

エッチして…


どんどん好きになる。

それまでは
好きってだけで幸せだったのに…


もっと
圭くんに近づきたくなる。


窓を開けて
圭くんの部屋の窓を見つめてみた。


「…圭くん。」

つぶやいたって届くはずもない。

カーテンは開いてるのにちょうど圭くんの姿は見えない。


「…圭くん!」

ちょっと叫んでみる。


「圭くんっっ!!」


「うるさいっっ!!」

見つめてた窓が勢いよく開いて
またぴしゃりと閉まった。
< 109 / 163 >

この作品をシェア

pagetop