イジワル王子に恋して
「彩子、今日カラオケいこ。」

「うん!いいねって…ぎゃぁーー」


いきなり
首に腕を回される。


く…くるしっつの。


少し
力が緩んだので
見上げるとあいつが立っていた。


「おい。来いよ。」

「えっ…ちょっ」


そいつは無理矢理、彩子の手首を掴むと
強引に席から立たせる。


彩子は引っ張られながら
みっことそいつを交互に見る。


「な…ちょっ。」


どうしよつ。


みっこが呆然とする中
風のように連れ去られた。

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