ちっちゃな彼女。*30センチ差のいちごな初恋*
♪苺side♪
「苺、メグ、おめでとうっ!」
「「ありがとう♪」」
由紀ちゃんからの祝福に、あたしとメグちゃんは、笑顔で応えた。
何で「おめでとう」なのかというと、無事大学受験に合格したから。
「はぁ…羨ましい」
「いいでしょぉ〜♪」
笑顔で言うメグちゃんに、由紀ちゃんはカクンと、敗北したかのように頷く。
「うん、わたしも二人と同じ所行けばよかった〜っ」
そう言う由紀ちゃんは、あたしとメグちゃんより頭が良く、少し高めの4年制大学の受験を控えている。
「次は由紀ちゃん、頑張って!」
「はーい」
由紀ちゃんは何だかんだ言っても、明るい性格のせいか余裕そう。
「あ…苺」
何かを思い出したみたいに、由紀ちゃんは口を開いた。
「何?」
「あの…さ、受験も終わったんだし……」
「うん?」
由紀ちゃんは口ごもる。
それを見兼ねてか、代わりにメグちゃんが口を開いた。
「西藤くんのこと、考え直したらぁ?」
ドキンッ
「え…」
名前を聞いただけで、とてもびっくりした。
別れを告げてから、しばらく経つのに、未だに胸が苦しくなる…。
「苺、メグ、おめでとうっ!」
「「ありがとう♪」」
由紀ちゃんからの祝福に、あたしとメグちゃんは、笑顔で応えた。
何で「おめでとう」なのかというと、無事大学受験に合格したから。
「はぁ…羨ましい」
「いいでしょぉ〜♪」
笑顔で言うメグちゃんに、由紀ちゃんはカクンと、敗北したかのように頷く。
「うん、わたしも二人と同じ所行けばよかった〜っ」
そう言う由紀ちゃんは、あたしとメグちゃんより頭が良く、少し高めの4年制大学の受験を控えている。
「次は由紀ちゃん、頑張って!」
「はーい」
由紀ちゃんは何だかんだ言っても、明るい性格のせいか余裕そう。
「あ…苺」
何かを思い出したみたいに、由紀ちゃんは口を開いた。
「何?」
「あの…さ、受験も終わったんだし……」
「うん?」
由紀ちゃんは口ごもる。
それを見兼ねてか、代わりにメグちゃんが口を開いた。
「西藤くんのこと、考え直したらぁ?」
ドキンッ
「え…」
名前を聞いただけで、とてもびっくりした。
別れを告げてから、しばらく経つのに、未だに胸が苦しくなる…。