ちっちゃな彼女。*30センチ差のいちごな初恋*

あたしが恋愛小説を書こうと思ったきっかけは、とある恋愛映画を見た後に彼氏が言った、

「終わった後に心から“良かった”って思えるのが見たい」

その一言でした。

どういう事かというと、最近の恋愛モノは人の死やレイプ等、心を鋭く痛める過程が多く、素直に“良かった”とは思えない…思ってはいけない物が多いという事です。

もちろん、それらの作品を批判するわけではありません。
それぞれの“恋愛”の中に“生”や“性”の、重いテーマを埋め込んだ素晴らしい物だと思います。

でも、そんな中であたしは、ただの“恋”を描こうと思いました。


ちょっとしたきっかけから生まれる“好き”。

楽しくて、一緒にいられるだけで輝いてみえる、片思いの日々。

いつしか彼の1番になりたいと願うようになって…。

通じない想いの苦さから、逃げたくなる。

だけど、諦められなかった想いは-…。


そんな、誰もが経験するような恋の過程。
その中にも“感動”があるって思ったんです。

そして、書き上がったのが【ちっちゃな彼女。】です。
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