LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜
オレに告白して来た環は、オレに付き合ってくれとは言ったけれど、オレを好きだとは言わなかった。
別に好きじゃなくてもオレは付き合える。束縛さえれなきゃな。
そして、言い辛そうに環はオレに告白した理由を話し出した。
転校する前に居た横浜で、環は付き合っているヤツが居た。ソイツとはオレとナツのように幼なじみの関係で、中学に上がってからどちらともなく相手を恋愛対象として意識するようになり、お互い同時に告白して付き合い出したらしい。
環は幼なじみのソイツを本当に心の底から好きだったと言った。
だから、ずっとずっとこの関係が終わる事などないのだと、
でもそれは、転校する直前に一瞬で終わってしまった。
離れても、距離になんて負ける事はないと環は思っていたけれど、男の方は違っていた。
他に気になって居る女が居る。離れたら環を思い続ける自信は無いと。
結局負けたのは距離にじゃなかった。こんなにもずっと側に居たのに、気持ちの方が先に離れて行ってしまって居たと、そう言って環は悲しそうに笑った。