LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜

まだソイツが忘れられないけれど、毎日毎日他の男に言い寄られるのは本当に精神的に参る。


ウソでいいから誠二君の彼女の一人という事にして貰えれば、きっと言い寄って来る男が居なくなるだろうという話だった。


「誠二君には絶対に迷惑はかけないから、たまに彼氏のフリをしてくれるだけで良い。」と、疲れ切ったように泣きながら言った。



オレみたいに遊んでるヤツに頼めば、きっと断られないと思ったのだろう。


オレだって泣いて頼んで来る女を冷たくあしらう程非情なヤツじゃない。



毎日青白い顔で登校して来る環に、これ以上辛い思いをさせるのも可哀相で、オレは環の告白を受けた。



それからオレは他の女と遊ぶのを止め、なるべく環と一緒に登校したり、彼氏らしく振る舞った。


オレももう好きでも無い女と遊ぶのには飽きて居た。環と付き合うフリをするのは、オレにとっても女避けという意味で好都合だった。


オレに彼女が出来たという噂はすぐに広がった。類と雅也にも環と付き合ってるという事は伝えたが、環のプライバシーの為にも、本当の事は言わなかった。


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