cherry
あたしの思いとは裏腹に、拓也はすごく不満そうな顔をした。

え・・・?

もしかして、けんか中!?

「まあ、いいけど。」

拓也は、不機嫌そうな声で答えた。

「ありがとなー。じゃあ、帰ろうぜー!」

「ちょっと~!」

やっと、帰ろうとしたとき、またまた声が聞こえてきた。

「置いてかないでよね!?」

亜理紗と澪が、怒ったまねをしていた。

「はいはい・・・」

こうして、結局はいつものメンバーになった。

この5人でいると、すごく落ち着く。

ずっと、このまま5人で仲良くやっていきたい。

急にそう思えてきた。
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