今日の空も青かった

「優やん!!」


「げっ。明良」



見つめ合ってると思ったら優いやそうな顔してた。


「先輩。優と知り合いですか?」


「うん。俺の子分」


「誰が子分だバカ明良ー!!!!」



本当にこの2人の関係はなんなんだ?…あとで優にきいてみよ。
さて、そろそろ本当に行きますか。本当はもっといたいけど…先輩たち明日もいるかな?


「それでは失礼します。…あの」


「鈴ちゃん明日はお昼もっておいでね」


「…いいんですか?」


「もちろん可愛い子は大歓迎だよ。晴れてる日は大体いるからいつでもおいで」


「ありがとうございます三島先輩」


「いえいえ。でも授業はあんまりさぼっちゃだめだよ(笑)」


「…はい」


やったー!!また先輩たちに会える。三島先輩に会える!!よし。由紀ちゃん達に報告だ!

急いではしごを降り、まだ見つめ合っている(優はにらんでるけど)優の手をとって屋上のドアに向かって歩いた。


「鈴ちゃんまた明日なー」


加藤先輩が手をふっていたので私もふりかえす。加藤先輩の笑顔ものすごく爽やかだな…


優と2人屋上からでて教室へと向かった。


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